晴れ掘れ日記 ~山下一穂の直感勝負~
超自然農法を高知から各地へ発信し続けている、山下一穂のありのままのブログ
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配達日和
さあ、配達
さあ、配達


2月30日(金) 晴れ、時々春の穏やかな風

よっしゃー、今日も行くぞ(どこへ?)、配達に決まってます。
まだ、腰が痛い、慢性化しつつある。でも、そんなこと言ってられない。

まち子ちゃん
まち子ちゃん


この子がぼくの好みなんだな。顔はごらんの通りの超美人さん。スタイルも抜群で、このままモデルにもなれそうなぐらい。でも、この子の親父がぼくの同級生なんだな。だから、どうしたのか?って。だからどうもしないと言っているじゃないですか。ぷん、ぷん。となりのみどり、コラ、じゃま、じゃま!。
あ、取り乱してしまった。みさなん、どうもすいません、つい興奮してしまって・・・

で、ここは、しゃれた小物や食器、衣類など、まち子ちゃんの母親でもあるオーナー、紀(のり)さんが、作家の才能にこだわった逸品を並べている。つまり、ここに並んでいるのは、才能ある作家達の素顔の一断面でもある。

くらしのかたち「テーブル・ギャラリー」テーブル・ギャラリー


で、ここに並んでいる作品の一部を紹介すると。

箸包み
箸包み

エプロン
エプロン

どうだ、このセンス。この作品の作家は、ぼくの2号であり、土佐自然塾の寮母であり、みどりの妹であり、白痴5姉妹の3女でもある、かずよちゃんなのだ。彼女は、料理の達人でもあるので、寮生達は、有機野菜をふんだんに使った、グルメを常食している。そのあたりの状況は、いずれまた。
よし、では、腹ごしらえして、午後の配達。

「丸太小屋」丸太小屋


鶏ガラでとった(であろう)澄んだスープを一口飲んで、「ふ~っ」とため息をつくと、怒濤のように流れる毎日の時間が、突然ぽっきりと切り取られ、つかの間のオアシスが出現する。さあ、オアシスの中で喰うぞ。香り、味、こく、うま味、ともにバランス良く秀逸なスープが麺とからみ、とろけるチャーシュー、しゃきしゃきキメンマ、あ~、幸せの15分があっという間に過ぎて、さて、配達の続き。

パレスホテルパレスホテル

パレスホテルは、ぼくの野菜を使ったフランス料理を出している。
3月2日(日)には、このホテルのレストランで「名シェフ名料理」と題した料理会が開かれる。「アピシウス」の料理長、小林定(さだむ)シェフが腕をふるう。ランチはワイン付きで15,000円。ディナーは同20,000円。このディナーにぼくたち二人は招かれている。さて、どんな料理か、楽しみだな。

大丸地下売り場で山下野菜販売
大丸野菜


生鮮野菜の他には、山下野菜のペペロンチーノや、カブのスープも売っている。このスープのレシピはあの、有名な辰巳芳子さん。パレスホテルの田中シェフが鎌倉になんども足を運んで、その極意を学んできたもの。ぼくの野菜を使った「命のスープ」でもある。今は、カブだが、これからはカボチャ、ニンジン、ブロッコリー、カリフラワーなど、などがラインナップされている。乞うご期待。

さて、みどりは配達の続き。ぼくは、喫茶店に居座って、土壌診断ソフトに入力作業。今日の書斎は、
県庁前のCafe「かぜり」。書き物には、とても落ち着くすてきな空間。

土壌診断
土壌診断


ジャパンバイオファームの小祝政明さんが作った、土壌診断ソフト。このソフトに診断結果を入力していくと、勝手に塩基バランスをとって、必要な肥料とその量がぱっと出てくる。とても、便利なツールだが、すべてソフト任せにできないところが、農業の難しいところ。まず、入力するデータ、土壌診断そのものの、精度が問題になる。「あれ?どうして?どうしてこんな数字になるの?」と言うこともあるので、最終的には、やはり、農家の総合的な判断が必要になる。現場の土や作物から得られた感覚的な情報も加味して施肥量を最終判断する。どんなに便利はツールも、使いこなす当人の能力が必要。
「う~ん?」と考えながら、全部で15検体のデータを打ち込んだ。途中、長野のスイカ農家で、研究者でもある土肥さんや、小祝政明さんに電話でアドバイスもいただきながら、ぼくの頭の中は、春以降の山下農園の風景で一杯になった。

午後7時。配達の終わったみどりと合流。娘や孫達を誘って、ソバ屋「福の杜」で晩飯。

福の杜孫達と


焼きそばみそ、みがきニシンの甘露煮をつまみに熱燗4合。孫達は、それぞれ天ぷらそば、ざるそば、ニシンそば、鴨南蛮そば、そばの豆腐あんかけ、そばクレープ。

や~、今夜もしあわせだな~、ね、のんちゃん。
のんちゃんとじいちゃん


じいちゃんは、すっかり酔っぱらってしまいました。


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みどりの誕生日
どこでも書斎

どこでも書斎


2月15日(金)晴れ

高知市内で、打ち合わせと会議。そして誕生会。

合間に、書類作成や原稿書き。家にいなくても椅子と机があれば、どこでも書斎になる。今日の書斎はジャス喫茶「木馬」。高校の頃はこの二階で仲間とたむろしていた。その後はライブ演奏。もうドラムは叩いてないが、なんだかんだと、この店にはかれこれ40年通った。

昼食は丸福。

タンメン
DSCF1527.jpg


懐かしい、東京タンメンの味。黙って座れば、茹でる直前に麺を揉んで縮れ麺にしてくれる。


ギョーザ
ギョーザ


慌てて食べると、熱い汁が飛び出てきて、口の中を火傷するほど、ジュージー。

その後、さらに原稿を書いて、午後3時に、高知新聞編集局長と、新しい会議を立ち上げるための打ち合わせ。午後4時から「ハート&ハート」で、439有機協議会。7時に終了。配達を終え、ついでに散髪も終えたみどりと合流。天野さんに祝ってもらって、イタリア料理の名店「マンマ、イタリアーノ」で誕生会。薪の窯で焼いたピザの美味いこと。普段、牛肉なんて美味いと思ったこと無いのに、この窯で塩とコショウでサッと炙った牛肉が、これまた美味いのなんの、パスタも秀逸。

62才の微笑み
みどり誕生日


いやしかし、みどりも62才になった。
若い頃は、「50才を過ぎた自分なんて、想像もできん」なんて、言っていたけど、なんの、なんの、「もう、死ぬまで死なん」と、今や、無芸大食、丈夫で長持ち、元気で長生き、とすっかり開き直っている。その昔、胸の谷間とミニスカートからのぞく太もも、きゅっと締まった足首、エキゾチックな顔立ちに、一目惚れしたあのみどりが、変われば変わるもの。今では自らの体重で腰痛を起こせば、ヒステリーもおこす。それを言うと、「ヒステリーをおこさん女性なんて、どこにおる?おったら見てみたい」と開き直る始末。さらには、三段腹をふくらませ、それを両手でぐっと真ん中に寄せ集め「ほら、新高梨」と孫を笑わせる、芸達者な熟女に変身したのである。
「愛とは育てるもの」が、ぼくの持論なんだけど、「騙すもの」かもしれない。
「それは、こっちのセリフ、あたしがあんたになんぼ騙されたか」と、みどり。
はいはい「騙し、騙されつ、愛は育てていくものなんですね」

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日々是好日
魚屋のおっさん 「今日も、儲かったな、嬉しいな」
おっさん

2月14日(木) 晴れ 時々冷たい風

毎週木曜日には、南国市から魚屋がやってくる。場所は本山町、四季菜館前。
こんな山の中にいても、新鮮取れとれの魚が買えるのが嬉しい。このおっさんは、かなり強引に押し売りするのだが、やりとりが面白い。「そりゃ、高い、もうちょっとまけときや」。
「よっしゃ、まけちゃお」と単純明快。土佐の男どうしは、ねちねち、駆け引きはしない、なんでもスパッと決める。今日の買い物は、土佐沖取れのブリかまと、瀬戸内産の真イカ。

木質バイオマスストーブ
暖炉


がっこうでは、ほんわかと木のぬくもりの中で、講義中。
そ~っと、後ろから入っていって、受講中のあつこの後ろからカメラを向けた。
「あつこ、はい、こっち向いて」とささやいたら、はい、このとおり。
後方は、マーケティングを講義中の山下修理事長。

あつこ これで、一児の母。
あっちゃん


どうだ、このサービス精神。ぼくの教えをきちんと守っている。技術はアートだが、マーケティングの神髄は、おもてなし、お接待、エンターテイメント、これにつきる。

種まき
播種


高須のハウスで種まき。今日まいたのは、ほうれん草、小松菜、水菜、てごろ菜(白菜と小松菜の合いの子)、中蕪。収穫は、4月頃。

ぼくがまくのは、野菜だけではない。次代を背負う突撃隊員、命をつなぐ駅伝ランナーの種もまく。もちろん、まいた種はきちんと育てる。どう育てるのか。それは、やってみせるしかない。だから、ぼくも毎日突撃している。

午後からは、がっこうの協議会。地元の行政や、県の職員、農協の職員で構成されているメンバーが、がっこう運営が抱える様々な課題をだしあい、具体的な対策を協議する。
卒業生の進路。農地や家の確保。マーケットの拡大、獲得情報。一期生の就農状況や、それに対する支援策、などなど。
協議会を終え、再度、種まきに山にあがり、山下農園の研修生に指示を与え、夕方犬の散歩。日没で終礼。いただいたチョコレートをかじりながら、コーヒータイム。

いただいたチョコ
播種


塾生のちはる、二号のかずよ、宴脳隊のさちこ、かずみからチョコレートが届いた。ぼくは甘辛両党で、とくにチョコにはめがない。で、話は飛んで、みどりとさちこ、かずみはいつの頃からか、「白痴三姉妹」と呼ばれているのだが、三人ともその愛称をとても喜んでいる(だから白痴)。
その三人に、この四月から山下農園に入る、ちはるが加わったら「白痴四姉妹」となるのだが、さて、ちはるはその愛称を心から喜べるかな。そうだ、この際、二号のかずよも加わって「白痴五姉妹」としようか。

         今夜のご馳走
今夜のご馳走
                         茎ブロッコリー
                    茎ブロッコリー
                                        イカ刺し    
                                     イカ刺し

     ブリかまと自家製有機レモン
     ブリかま


では、いつもの晩酌タイム。

ブリかま塩焼き、ねっとり真イカの刺身。自家製有機野菜のアラカルト。
海の幸と山の幸と三合の酒。あ~、毎日幸せだな。

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本物の天才と自称天才
本物の天才
本物の天才


2月9日(土)朝のうち雪、後雨、夕方晴れ。

ニューヨーク在住で世界的なアーティスト荒川修作さんにお会いした。


最近ぼくが仲良くしてもらっている本間桃世ちゃんは、彼のマネージャーであり、東京事務所の代表でもあるのだが、その彼女に「今度高知に行くから、会ってみない」といわれて、この日の会談が実現した。会談といっても、ほとんど荒川さんがしゃべりっぱなしで、ぼくは聞くばかり。前日には、フィギュアで有名な「海洋堂」の宮脇さんと対談している(近々、高知新聞にその記事が載る予定)。高知に何をしに来たのか。「velocity」という雑誌に、掲載された記事「ARAKAWAからの手紙」から、一部抜粋すると、

・・・私たちが30年以上取り組んできた「天命反転都市」とは、その街に普通に生活するだけで、身体のあらゆる細胞や筋肉の活性化が始まり、共同の免疫力や新しい感覚が出現し、健康になり、長寿になるのです・・・

で、その街を高知のどこかに作る、と、もう決めている。天才親分が、そう決めちゃったから、一の子分の桃ちゃんは、何度も来高して、その場所やスポンサーを探す実務を担当している。桃世ちゃんのお母さんは食文化研究家として有名な本間千枝子さん。その千枝子さんから「高知にはすごい男がいて、まるでサムライのよう、是非会ってみなさい」といわれたそうである。「やあ、あなたでしたか」と、ぼくと握手をするなり、怒濤のようにしゃべり始めた。一時間余、ほとんどぼくは聞くばかりだったけど、いや、面白かった。

言葉から言葉へ、直感で語り継いでいくその躍動感とダイナミズムは「この先どこへ行くのか」、まさにアートだった。「この国にまともな政治家はいないのか」小泉さんや福田さんをこき下ろし、返す刀でブッシュをやくざ呼ばわり。しかし口元は笑っている。とぼけたふりして「怒り」を「愛」という作品に仕上げているのだ。目は、狂気の一歩手前でしっかり立ち止まっている。たまにぼくの目を見るとき以外は、まるで、へのへのもへじの顔が宇宙をさまよっているようにも見えたが、紛れもなく「世界を見ている」目だった。

「高知から、これからのあるべき正しい世の中の姿を、世界に向けて、情報発信するのだ」
あれ?どこかで、聞いたようなせりふだぞ。
ともあれ、自称天才のぼくは、本物の天才にお会いして、何度も笑い、ほんわりと解放され、自由を感じ、元気が出た。いや、すごい人に会ってしまった。思い出しても腹が揺れる。

「農業を始めて9年間、ず~っと火の車の中で生きてきましたから、体の芯まで燃えてます、熱いですよぼくは」と言ったら、「あっ、面白い、面白いよ~、それ~」だって。


天才とサムライ自称天才



「その街では、農業はすべて有機栽培でやりますからね、あなたが作ってくれますね」
もちろんですとも。



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朝日放送「ムーブ」
講義中
講義中


2月7日(木)朝のうち雪、その後晴れ、時々曇り。

朝日放送「ムーブ」の取材。

今日の取材を知らせた大阪の友達から以下のようなメールが入った。

「ムーブ」は、いま乗っている報道番組として有名です。
私が見るような時間に放映していないので分かりませんが、ここから全国区に行った
報道(ニュース)も多いと聞きます。結構過激な報道もしているようで、タブーに挑戦といった
ところでしょうか。
痴呆、いや元へ。「地方からの国づくり」とか「農薬ばらまき農業への挑戦」
「石油づけ農業よ、くたばれ」みたいな過激な話(一穂さんがするとして)に、
スタジオのコメンテーターがどう評するのか、楽しみですね。
でも、乗せられて過激な発言をしたら、そのまま放映されるという覚悟が必要です。

分かりました。しっかりそのことを頭に入れて取材をうけます。でもね、ぼくの口ですからね。さてどうなることやら。

で、冒頭の写真。これはぼくの講義風景。タイトルは「環境破壊の公式と保存の公式」。
「今、ぼくらが立ち上がれば、2037年には、再生が破壊に追いつく」
「次の世代が中継地点で待っている、彼らにバトンを渡すために、ぼくらは走り続けているのだ。時々、立ち止まったり、道草食ってもいいから、とにかく人生最後の日まで走り続けよう・・・」といつものようにアジってしまった。でも、この言葉に、一番前に座っていた塾生の中村さんの瞳孔が一瞬開いたまま止まった、ように見えたけど、ただぼけてただけかも。他の塾生も、なにか感じてくれたかな。

その後、土壌診断、大根の播種、ハウスでシュンギクの間引き収穫と草取り、袋詰めなどを撮影。途中、ハウスで、インタビュー。みどりは休養。少しは良くなってきたのだがまだ痛みは残っている。明日は、配達風景も撮影予定だから、無理はしないほうが良いのだけど、今夜の至福の晩酌タイムも撮影することになっているから、夕方少し袋詰めをやって晩酌の用意。

晩酌取材晩酌取材

さて、至福の晩酌タイム。
「酒なくして、何の人生ぞ、朝起きたときから、晩酌が楽しみの
一日が始まる。そして一日走り抜けて、やれやれ、と晩酌で終わる」

「毎日、楽しいですか?」ディレクター。
「もちろんです」ぼく。
「なんで、そんなに楽しいのですか?」
「楽やからね」
「なんで、楽なんですか?」
「理想と現実、言ってることとやってること、本音と建て前、それらがつながっていて、自己矛盾がないから」
「山下さんの人生の目的は何ですか?」
「人生最後の日にね、うちの亭主が一番かっこいい、と女房に言わしめることやね」
「えっ、今かっこいい、と言ってくれないんですか?」
「あきまへん、さっぱり、わやですわ」

2月20日(水)午後4時45分から5時ぐらいまで。近畿地区、2府4県で放送される。


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プロフィール

山下一穂

Author:山下一穂
昭和25年に高知市に生まれ。
30代半ばからしばしば体調を崩すようになり、自然と無農薬野菜等の体によい食べ物に目を向けるようになる。
そして40歳の時に実家を継ぎ、家の前の90坪程度の畑で家庭菜園
を始めたことが 有機農業を始めるきっかけとなった。
その後、48歳で新規就農。「同じつくるならいいものを」と当初から有
機農業にこだわり、就農9年目を迎えた現在では、野菜の配達先の
家庭は170件を超え、県外にも100件以上発送している。



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