晴れ掘れ日記 ~山下一穂の直感勝負~
超自然農法を高知から各地へ発信し続けている、山下一穂のありのままのブログ
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必死の食い意地
コインランドリー「なんで、俺が・・・とほほ」
コインランドリー


2月6日(火)晴れ、時々曇り、ほんの少し、雪

このところの、曇天続きで、ぼくがコイン乾燥機に洗濯物を。
男女共同参画社会、家族協定なんて、くそ食らえ。家事と名の付くものは一切しないと決めてはいるのだけれど、泣く子とみどりの腰痛には勝てない。「もういかん・・・」耐えきれぬ痛さで、悲鳴を上げたのが、先週の木曜日の夕方。白菜など重たいものの収穫、連日の雪かき、長時間座ったままの袋詰め。そして、寒さ。これらが重なって、とうとう、持病のぎっくり腰が出た。二日間、寝たきりだったけど、その後は、休みながら、体をだましだまし使いながら、よろよろと伝い歩きしながら飯の用意ぐらいは何とかして、今日まで来た。というわけで、たまった洗濯物の乾燥は、ぼくの役割となった。あ~あ、早くよくなってね。

朝食のパンを死守するみどり
パンコーナー
末広ショッピングで、自分のパンは何としてでも確保。晩のおかずには鯨を購入。
「ハリハリ鍋かや?」とぼく。
「ううん、すき焼き」とみどり。うん、食欲だけは元気いっぱい。ま、今日は逆らわないでおこう。

飛崎治療院
整体治療
ぼくらの体を知り尽くし、30年来夫婦でお世話になっている、整体の飛崎治療院。
「みどりさん、腰の上の背中の筋肉が捻挫状態ですね」と、飛崎先生。
ぼくの診立ては「食い過ぎ」。食い過ぎで胃腸が弱って、筋肉が硬直しているのが、元々の原因。それに、過労が重なった。先生とは見解の相違があるけど、ま、具合の悪いときは、「はいはい、そうやね、食べ過ぎは関係ないね」と、いっておこう。
電気を当てて、オイルマッサージをたっぷりうけて、「あ~、気持ちいい」とみどり。

新富うどん
新富うどん
市内に出たついでに、お気に入りのうどん屋で、五目うどん。量の一番少ない「並」でも、たっぷりあるぞ。ぼくの腹には、ちょっと苦しいぐらい。
透明で、ふくよかな出汁のきいた汁を一口飲めば、幸氣(ぼくの造語)が鼻腔から眉間にかけふわっと通り抜ける。しっかり煮込んだ肉、おぼろ昆布、ワカメ、天かす、ゆで卵、強いコシに凝縮された小麦粉のうま味と喉ごし。いや、もう、絶妙のバランスとはかくのごとき、か、と。それが、どれほど美味いか、はいこの通り。
もちろん、みどりも完食。完食
ほらね。

さ、その後、自宅に舞い戻って、みどりは安静(晩飯まで)、ぼくは、居間兼、食卓兼、書斎のちゃぶ台で座ったまま。何度もかかってくる各種電話の応対、がっこうへの視察、商談、テレビ出演の打ち合わせ、講演依頼、すでに脱稿していた新聞原稿の修正の打ち合わせ、執筆、コーヒー、タバコ、がぐるぐる回って、やっと、晩酌タイム。今夜のごちそうは、みどりが伝い歩きしながら、必死の食い意地で作った「鯨のすき焼き」。
さ、食うか、飲むか。


し・あ・わ・せ
し・あ・わ・せ




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バトンランナー
バトンランナー
バトンランナー


2月4日(月)晴れ

有機の学校「土佐自然塾」朝のミーティング。今では生徒それぞれが、自主的に作業を決める。今日は畑の溝きり、溝掘り、雪かきなど。溝きりは、水田から畑作に転作するための、構造的物理性を改善し、水はけを良くするための土木作業。これは来期の塾生のため、つまり次へつなぐための作業でもある。溝きりだけではない、秋に植えたタマネギも、1月にハウスに植えたレタスも、これから植えるジャガイモも、収穫は3期生がやることになる。本来農業は、世代を超えて次々につないでいく産業であり、文化であったはずであり、それを取り戻そうというのが、この学校のコンセプトにもなっているのだが、例え短いスパンであっても、こうやって気持ちよく、来期の生徒のために、あるいは自分の勉強のために、つなぎ役を積極的に、楽しんで果たそうという2期生の気概が、誇らしくもうれしい。

灌水
灌水

何も植えてない、ハウスで灌水するのは、山下農園の研修生「テル」。
何も植えてないのになんで灌水するのかといえば、乾きすぎた土を適度に湿らせ、できるだけ土壌の団粒構造を壊さないように耕耘するため。

百姓には、文字通り百の仕事があり、その一つ一つに百通りの微妙なやり方がある。耕耘一つとっても、である。トラクターにもよるが、仮に走行スピードが5段階あり、ロータリーのスピードが3段階あり、深度が7段階あれば、その組み合わせは5×3×7=105通りあることになる。土質、湿り具合、何を植えるか、播種か、定植か、様々な条件を把握して、最適な耕耘をするためには、それを瞬時に判断する能力が問われる。何を、大げさな。という人は、現場の技術のなんたるかが分かってない。それらが一々最適かどうかということは、作物の生育に直接関わってくる重要な問題なのである。百の仕事を、百通りの微妙な作業で効率的にこなすことが、結果的に、秀品の安定生産に直接つながる。現場の技術をなめるなよ。

シュンギク
春菊


加温のないハウスで、寒さに耐えながらじ~と春を待つ作物。3月になれば収穫が始まる。

葉ネギ
葉ネギ


ガーデンレタスミックス
ガーデンレタスミックス


あっ、いけね、もう9時だ!急いで風呂に入って、晩酌、晩酌。


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至福の晩酌タイム
晩酌1-30


1月30日(水)

今夜のご馳走は、湯豆腐、自家製イカの塩辛、イカわたの煮物、鉄干し(フカの干物)。これをつまみに、ぬる燗をグビリと飲るのがぼくの好きな晩酌のパターンの一つ。ま、言わば、大人のツウの食卓というところですね。ところが、カリフラワーのポタージュ、マカロニグラタンもあるよ。この下品な取り合わせはいったい何だ。食欲が削がれるではないか!と文句の一つも言いたいところだけど、それにはちゃんとした理由があるのだ。夫婦げんかが発端だった。

パスタ、ロールキャベツ、チリコンカーン、シチュー、キムチ鍋、猪鍋など、脂っこい料理がぼくは大の苦手。量が多いのも見ただけで腹が張る。ところが、無芸大食、四つ年上の恋女房みどりは、この手の料理が大好きで、朝は、必ずパンにバターをたっぷり塗って、まるで、猫が油をなめるように食べる。もちろんぼくはご飯とみそ汁。

ま、それはそれでいいのだけれど。晩飯に、和風と洋風を二通りというのは、大変だからと、晩飯のメニューはいつもみどりにおまかせでここまで来たのだけれど、たまにはリクエストをする。ところが「今夜は、湯豆腐と干物であっさりお願いね」と言っていても、軽く無視して、自分の好きなものばかり並べる日が続いたある日、とうとう、ぼくはぶち切れた「いつまでも、こんなもの食わしやがって、ふざけんな、あほう!」とちゃぶ台をひっくり返した。(これウソ)。

ま、そのような剣幕で怒ったと言うことです。いつもは、素直に反省するみどりも、こと食い物に関しては譲らない。というか、もう必死。で、大喧嘩になったわけだけど、ある日、いつものように二人でスーパーに買い物に行って、「今夜は何にしようかね」と、売り場を見ているうちに、ピカっと閃いた。そうだ、晩飯も朝食と同じように、それぞれ、好きなものを食えばいいのだと。そうだ、そうだったんだ。「オレは、湯豆腐と干物でいいからね、あんたは、何でも好きなもの食べや」。気がつけば、こんな簡単なことだったのだ。なにも食い物のことで、子供みたいに喧嘩することもなかったんだ。ばかだね~俺たち。

と言うわけで、今夜の至福の晩酌タイムも二人のメニューは別々。でもね、このカリフラワーのポタージュね、これが実はね、まか不思議なコクと旨味があってね、ぼくの最後の晩餐には欠かせない一品と今から決めているほど美味いんだな。だから、ま、今夜は、ポタージュもちょっと飲んでみようかなって、ついでに、グラタンもいただいてみようかねって、酔っぱらう前から、支離滅裂のぼくちゃんでありました。
ではちょっと失礼して、至福の晩酌タイムに、今から突入します。


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また、雪
焚き火

1月28日(月)

午前中は、岡崎高知市長と会談。今年から高知市に合併した春野町はかなり広い田園地帯。そこに、「日本一の田舎作り」のグランドビジョンを、天野礼子さんと提案した。同席した農林水産部の部長とは初対面だが、同じ高校の2年後輩だそうだ。同じく岡崎市長は4年後輩。、で、帰りがけ、ちょっと先輩風。「今度、コーヒーを誘っていいですか」「はいはいどうぞ」。おっ、ノリがいいね。「じゃあ、その次に一杯誘ってもいいですか」「はいはい、どうぞ、どうぞ」。後から考えたら、なんか酒に強そうだし、恰幅もいいし、落ち着いてもいるし、堂々としている。調子に乗って誘っては見たけれど、ちょっと心配。こんな後輩に絡まれたら、吹けば飛ぶようなてんぷら先輩、こりゃ、ひとたまりもないぞ。
ま、いいか「イケイケどんどん」だ。

高知市で一番美味い讃岐うどん(たぶん)新富で「五目うどん」で昼飯後、本山町にとんぼ返り。高知市内は雨だったけど、山では、また雪が降り始めている。原稿を書くつもりだったけど、急遽、高須のハウスに急行。昨年作ったミニトマトの残渣を焼くことにした。
かなりの量があるので、こんな風のない雪の降る日には、うってつけ。

夕方、がっこうに立ち寄ると、生徒達は、雪の中の収穫を終えて、調整作業中。白菜、レタス、コカブなど黙々とやっていた。ご苦労さん。あの量だと8時頃までかかるかな。2期生も卒業まで、あと、2ヶ月。最後まで気を抜くなよ。家に戻ると、山下農園の研修生もやはり雪の中の作業を終えてコーヒータイム。今日の作業内容を確認して、配達の様子を聞いて、たわいもない冗談飛ばして、はい、お疲れさん。
後は、みどりと至福の晩酌タイムが待っているだけ。ふと外を見ると、雪は小雨に変わっていた。さ、風呂にはいるか。


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自ら開拓した「超自然農法」での有機農業を ユーモア溢れる語り
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直感勝負
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プロフィール

山下一穂

Author:山下一穂
昭和25年に高知市に生まれ。
30代半ばからしばしば体調を崩すようになり、自然と無農薬野菜等の体によい食べ物に目を向けるようになる。
そして40歳の時に実家を継ぎ、家の前の90坪程度の畑で家庭菜園
を始めたことが 有機農業を始めるきっかけとなった。
その後、48歳で新規就農。「同じつくるならいいものを」と当初から有
機農業にこだわり、就農9年目を迎えた現在では、野菜の配達先の
家庭は170件を超え、県外にも100件以上発送している。



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